着物で結婚式 2. -たかが2時間、されど・・・。
2009年 06月 24日
着物で結婚式に行った話の続きです。
着ていく着物と帯、どちらも大体のあたりをつけていたのですが、実は、これがいいんじゃない?と言っていた袋帯(→)、とっても素敵で、格的にも全然問題ないものなのですが・・・、
着物と合わせると地味すぎ(^^;)
←同じコーディネーションで、帯締め、帯揚げをきかせると、普段着としてはかなりシックでカッコいい装いになるのですが、
結婚式となると・・・?
ある程度の華やかさは礼儀のうち。
あまりに地味だとNGなんだそうです。。
今回は、いつものお着物屋さんに色々と相談に乗ってもらったのですが、
曰く、普段の着物は本当に好きなように着てよいし、
若干のルール違反も知っててやる分には素敵ならOKだけれども、
冠婚葬祭とお茶席だけは、ルールを外しちゃダメ、なんだそうです。
結婚式の場合、紬はもちろんNGでやわらかものを。
帯は名古屋でもダメではないけど、袋帯がベター。
足袋は白、下駄ももちろんNG、
ある程度金銀使いを入れて、華やかにした方がよい、などなど。。
知識としては知っていたことも、
実用の段になるまでホントに理解はしてないものですね。
北海道の結婚式は会費制が多くてかなりカジュアルなので、
何だかんだ言って今回も、鼻緒が紬風の草履とか、袷の帯揚げとか、
色々外したことはやってるのです(笑)
これがもっと厳格な本州だったら・・・、と思うと・・・(=_=)
さて、帯が予定のもので決まらなかったので、急きょ、手持ちを物色。
しかし、改めて見ると、自分で買ったものは見事にカジュアルばかり(笑)
ホントに好きなものしか買ってきてないのね~!
結局、実家から持ってきた銀の入った薄いピンクの帯などはいいかな、
と思ったのですが、いざ、この江戸小紋と合わせてみると、
やはり地味!なのです(笑)
・・・というのも、この帯は訪問着などの着物に合わせる帯、なんだそう。
着物の柄を目立たせたい訪問着などには、
おとなし目の帯を合わせるのが定石だそうで、
対して、無地感覚の細かい柄の江戸小紋は、主張のある帯を合わせて
帯を見せるコーディネートにするものだそう。
←なので、ひかえめな江戸小紋にひかえめな訪問着用帯を合わせると、
ホントに地味~になるんです(^^;) ナットク!
実際、お店にあったきれいな薄緑の地の見事な花の描かれたお着物にこの帯を合わせると、あら不思議!
江戸小紋に合わせるよりも、この帯が数倍よく見えます。
そういうものなのか!と、実感。
帯と着物、単品同士が素敵でも、合わせてどう見えるか、
相性があるんですね~。
と言うわけで、他に帯がない以上、
帯に合わせて着物を変えるしかない??
実家にはその手の着物がきっとあるはずなんで、
探せば何とかなりそうなのですが・・・。
ただ・・・、この着物にはこういう帯が合うのよ、と、
お店にあった帯をいくつか江戸小紋に置いてもらうと、
とっても素敵でカッコいい!
もうもう、やはり好みは断然こちら、なんです(>_<)
たかが2時間の披露宴。
実家の着物とピンクの帯で出かけても、別に変ではないでしょうし、
誰も何も言わないでしょう。
ただ、自分の着たい!と思う組み合わせを目にしてしまうと・・・、
やっぱり、されど2時間、なんです。。。(>_<)
せっかくの、結婚式のような普段と違う着物を着る機会、
着たいものを着て、楽しんで満足できる方がいいなぁ。。。
・・・という訳で、この帯をゲットするに至ったのでした(^^;)
本当は、結婚式はあるものでやり過ごすつもりだったのですが、
この帯なら、金糸が入ってるけど華やかさは控えめなので普段にも使えるし、紬に合わせても大丈夫、とのことで、またまた誘惑には勝てず、お買い上げしてしまいました。。。
でも、良い買い物だったと思います。
(リクエストいただいたので、お太鼓柄をお見せいたします♪)
それにしても、思ったよりも正式な場の着物は難度が高かったです(汗)
普段、結婚式があったら着物で~♪、なんて漠然と考えていても、
いざ、その時になると、準備ってできてないものですね。
やはり、いつあるかわからない冠婚葬祭のためよりも、
普段に使える好みのものにどうしても走ってしまうものです。
ちゃんとした場に通用するものだと、やはりいいお値段がするものだし。
そういう場の着物、必要になってから探してもなかなか無いわよ~、
とは言われていて、袷は手に入れていたのですが、
今回は単衣だったので・・(^^;)
着物はわりと、カジュアルダウンしても着れるので(訪問着とかはダメですよ!)、案外手持ちのもので何とでもなるものだけど、帯は難しいなぁ~。
着物は帯!と散々言われていますが、ホントにその通りでした。
帯が決まらないとなんかピンと来ないし、逆に帯が決まればカッコいい!
ちゃんとした場なんてそうそうあるものじゃないので、
いくつも揃える必要はないのです。
が、一つちゃんとしたのを持っていなければ、いざという時に困る!
とは実感(^^;)
その点、お茶をやってる方は、やはりお茶席などがあるので、
正式な場の着物の理解があって、また必要でもあるので、
わりと普段からそういう着物を選んで手にしているそうなのです。
私のようにホントに趣味でしか着ていない人は、
やはりいざ、という時の着物に困る人が多いそう。
今後は、いざ!のものを、好みなもので少しずつ揃えていこう・・・、
と、新たな目標ができました。
あぁ、きりがないですね(笑) やっぱり着物って怖い世界です(=_=)
着ていく着物と帯、どちらも大体のあたりをつけていたのですが、実は、これがいいんじゃない?と言っていた袋帯(→)、とっても素敵で、格的にも全然問題ないものなのですが・・・、
着物と合わせると地味すぎ(^^;)
←同じコーディネーションで、帯締め、帯揚げをきかせると、普段着としてはかなりシックでカッコいい装いになるのですが、
結婚式となると・・・?
ある程度の華やかさは礼儀のうち。
あまりに地味だとNGなんだそうです。。
今回は、いつものお着物屋さんに色々と相談に乗ってもらったのですが、
曰く、普段の着物は本当に好きなように着てよいし、
若干のルール違反も知っててやる分には素敵ならOKだけれども、
冠婚葬祭とお茶席だけは、ルールを外しちゃダメ、なんだそうです。
結婚式の場合、紬はもちろんNGでやわらかものを。
帯は名古屋でもダメではないけど、袋帯がベター。
足袋は白、下駄ももちろんNG、
ある程度金銀使いを入れて、華やかにした方がよい、などなど。。
知識としては知っていたことも、
実用の段になるまでホントに理解はしてないものですね。
北海道の結婚式は会費制が多くてかなりカジュアルなので、
何だかんだ言って今回も、鼻緒が紬風の草履とか、袷の帯揚げとか、
色々外したことはやってるのです(笑)
これがもっと厳格な本州だったら・・・、と思うと・・・(=_=)
さて、帯が予定のもので決まらなかったので、急きょ、手持ちを物色。
しかし、改めて見ると、自分で買ったものは見事にカジュアルばかり(笑)
ホントに好きなものしか買ってきてないのね~!
結局、実家から持ってきた銀の入った薄いピンクの帯などはいいかな、
と思ったのですが、いざ、この江戸小紋と合わせてみると、
やはり地味!なのです(笑)
・・・というのも、この帯は訪問着などの着物に合わせる帯、なんだそう。
着物の柄を目立たせたい訪問着などには、
おとなし目の帯を合わせるのが定石だそうで、
対して、無地感覚の細かい柄の江戸小紋は、主張のある帯を合わせて
帯を見せるコーディネートにするものだそう。
←なので、ひかえめな江戸小紋にひかえめな訪問着用帯を合わせると、
ホントに地味~になるんです(^^;) ナットク!
実際、お店にあったきれいな薄緑の地の見事な花の描かれたお着物にこの帯を合わせると、あら不思議!
江戸小紋に合わせるよりも、この帯が数倍よく見えます。
そういうものなのか!と、実感。
帯と着物、単品同士が素敵でも、合わせてどう見えるか、
相性があるんですね~。
と言うわけで、他に帯がない以上、
帯に合わせて着物を変えるしかない??
実家にはその手の着物がきっとあるはずなんで、
探せば何とかなりそうなのですが・・・。
ただ・・・、この着物にはこういう帯が合うのよ、と、
お店にあった帯をいくつか江戸小紋に置いてもらうと、
とっても素敵でカッコいい!
もうもう、やはり好みは断然こちら、なんです(>_<)
たかが2時間の披露宴。
実家の着物とピンクの帯で出かけても、別に変ではないでしょうし、
誰も何も言わないでしょう。
ただ、自分の着たい!と思う組み合わせを目にしてしまうと・・・、
やっぱり、されど2時間、なんです。。。(>_<)
せっかくの、結婚式のような普段と違う着物を着る機会、
着たいものを着て、楽しんで満足できる方がいいなぁ。。。
・・・という訳で、この帯をゲットするに至ったのでした(^^;)
本当は、結婚式はあるものでやり過ごすつもりだったのですが、
この帯なら、金糸が入ってるけど華やかさは控えめなので普段にも使えるし、紬に合わせても大丈夫、とのことで、またまた誘惑には勝てず、お買い上げしてしまいました。。。
でも、良い買い物だったと思います。
(リクエストいただいたので、お太鼓柄をお見せいたします♪)
それにしても、思ったよりも正式な場の着物は難度が高かったです(汗)
普段、結婚式があったら着物で~♪、なんて漠然と考えていても、
いざ、その時になると、準備ってできてないものですね。
やはり、いつあるかわからない冠婚葬祭のためよりも、
普段に使える好みのものにどうしても走ってしまうものです。
ちゃんとした場に通用するものだと、やはりいいお値段がするものだし。
そういう場の着物、必要になってから探してもなかなか無いわよ~、
とは言われていて、袷は手に入れていたのですが、
今回は単衣だったので・・(^^;)
着物はわりと、カジュアルダウンしても着れるので(訪問着とかはダメですよ!)、案外手持ちのもので何とでもなるものだけど、帯は難しいなぁ~。
着物は帯!と散々言われていますが、ホントにその通りでした。
帯が決まらないとなんかピンと来ないし、逆に帯が決まればカッコいい!
ちゃんとした場なんてそうそうあるものじゃないので、
いくつも揃える必要はないのです。
が、一つちゃんとしたのを持っていなければ、いざという時に困る!
とは実感(^^;)
その点、お茶をやってる方は、やはりお茶席などがあるので、
正式な場の着物の理解があって、また必要でもあるので、
わりと普段からそういう着物を選んで手にしているそうなのです。
私のようにホントに趣味でしか着ていない人は、
やはりいざ、という時の着物に困る人が多いそう。
今後は、いざ!のものを、好みなもので少しずつ揃えていこう・・・、
と、新たな目標ができました。
あぁ、きりがないですね(笑) やっぱり着物って怖い世界です(=_=)
by chocolat_13
| 2009-06-24 06:16
| 着物・和