清涼剤。

最近、すっかり更新をサボっております(^^;)

先週のコンサートのレポなと。
メゾ・ソプラノの波多野睦美さんの演奏会へ行って来ました。

場所はまたもや、街中のルーテルホール。
古楽系の演奏会だと、大体場所は決まっちゃいますよね(^^;)
(あと、会場で会う人も・笑)
残業を切り上げて出かけ、着いたのは開演5分前。 滑り込みセーフ。
既にほとんど席が埋まっており、前の方しか空いてませんでした。

演奏会は前半がパーセル、後半はイタリア歌曲、という組合せ。
チェンバロは岩淵恵美子さんで、とってもシンプルな歌の世界が楽しめました。
歌は普段、あまり馴染みがない方なのですが、古楽を聴くようになってから
イギリスの歌に初めて出会って、そのシンプルで美しい世界にすっかり魅了されました。
この日の演奏会でのパーセルは、本当にどれも素敵!
ダンスのアップの際にいつも使っている「美しい島」、本当に素敵でしたし、
「男は女のためにある」というセミ・オペラからの曲は、文句なしに楽しくって(^-^)
英語の詩は韻がすごく大事ですが、それは実際に音として聴くことを前提にして
作られてるんだなぁ、と実感。
「男は女の・・・」という曲は、ただ聴いているだけでもこの脚韻がすごく印象的で、
声に出すと字面だけ読むのの数倍楽しめるんだなぁ、と実感しました。
あと、古い英語のせいなのか、古楽の歌唱法のせいなのか、イギリスものの歌は
子音の発音がすごく印象的で、私はそれもすごく好きなんです(^-^)
s音や t音がすごく残って発音されるのが、何か清々しくて大好き。
だから、母音の多いイタリア語の曲よりも、イギリスものの方が好みなのかもしれません。

その他、オンブラ・マイ・フやアンコールのアマリッリなど、名曲もまぶされたプログラム。
チェンバロソロも数曲ありましたが、後半のヘンデルの組曲では
最終曲がとても有名な「調子のよい鍛冶屋」でした。
懐かしい! 
大昔、家にあった数枚組みのホームコンサートシリーズのLPがきっかけで
クラシック音楽を聴き始めましたが、このシリーズ、
マーチやオーケストラ、ピアノ、などに混じって、何故かチェンバロという一枚があり、
その中にはこの曲も入っていました。(というか、ジャケットのタイトル曲でした)
大好きでよく聴いてた曲。 すごく懐かしくて楽しかったです(^-^)

プログラムも歌も素晴らしかったですし、曲の合間に波多野さんが
かみ締めるように話してくれる案内も素敵でした(^-^)
まるでラジオの落ち着いたアナウンサーの曲紹介を聞いているよう。
友人に話しかけるような親密な話しぶり、
全ての科白が頭の中に入っていて、それを糸を紡ぐように語り掛けてくれるその語りは、
それだけで独特の世界を形作っていました。
そして語りから歌に入る時の、キャラクターへの切り替わり。
完全に顔つきが変わるのが、客席から見ていてもはっきりとわかりました。
素晴らしい芸術家だなぁ、と、惚れ惚れしながら 美しい歌声に聞き入りました。
また、衣装もとても素敵で、上下真っ白なドレスと見まごうワイドパンツ姿に、
真っ白なショールをあしらった素敵なお姿。
一枚のショールが、ある時はシンプルなスカーフ、ある時はゴージャスなドレープへと
変幻自在に衣装を彩る様は、本当に壮観!でした。

仕事の後の一服の清涼剤のようなコンサート。 行ってよかったなぁ。
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Commented by kanon0719 at 2006-07-14 16:08
ショーコさん、こんにちは。
先ほど、私もブログに、パーセル始めイギリスの音楽のこと書きました。
こちらに遊びに来てびっくり!!
パーセルいいですねーー。

波多野さんも素晴らしい!!
歌だけではなく、存在そのもので魅せてくださいますよね。

>真っ白なショールをあしらった素敵なお姿。
一枚のショールが、ある時はシンプルなスカーフ、ある時はゴージャスなドレープへと
変幻自在に衣装を彩る様は、本当に壮観!でした。

>>同感。私が拝見した時は、赤でしたが。
そのときは寺神戸さんや、芝崎先生と共演でした。
又、波多野さんのステージ行きたいです。

Commented by chocolat_13 at 2006-07-15 00:12
♪香音さんもイギリス音楽の話題をされていたのですね! 奇遇ですね~。
記事、読みましたよー。 イギリスに行かれる生徒さん、いいなぁ!
ホームステイ、きっと良い体験と思い出になりますよー! 若いっていいなぁ(笑)
ご飯がおいしい家だといいですね! (ロンドンじゃないから大丈夫かな?)

香音さんとこで読んだ波多野さんのコンサート記事、覚えてますよー。
なので、きっと香音さんはコメントしてくれるに違いない!と思ってました(笑)
独特の雰囲気と歌声、本とに素敵ですよね(^-^)
by chocolat_13 | 2006-07-13 20:48 | 音楽 | Trackback | Comments(2)

カフェと古楽と着物好きの   お気楽ガンバ弾きの日常です。 


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