勝利の代償 2.

今回の大会、駒苫は、王者と言われながらも決して万全ではない試合運びで、
何度も何度も危機を乗り越えてきたようです。
そんな粘り強さにこそ、私は感動しましたよ。
決して万全な調子ではなかったエースの田中くん、
初めてお昼の時間に見た試合でも苦しいマウンドでしたが、
いくら打たれて走者を背負っても、決して気合負けしないで要所を締めて切り抜ける。
その精神力には、本当に脱帽!でしたが、そんな姿を何度か見ていると
この子なら大丈夫!と、三塁に走者がいようが、駒苫に不利な場面であろうが、
信じられるようになってる自分がいて、本当に不思議でした。

勝ち負け、とか、スポーツだけに限らない、例えば音楽やってたって、
本番で、上手く弾けなかった箇所を引きずってずるずるその後もダメになってしまうか、
気持ちを切り替えて曲の後半を盛り上げて弾ききるか・・・。
同じことだと思うのです。 
私はそういう風に考えてしまい、とんでもない精神力の強さに本当に感服しました。
勝利の代償につらい思い、キツイ思いをしつつも、田中くん始め駒苫の皆さんは、
そこから更なる前向きなものもきちんと摘み取ってきたのだと思います。
だからこそ、みんなこのチームを愛してやまないのだなぁ。


試合に負けて、監督はホッとしたのではないかしら。
終わって、すっかり普通の高校生にもどってる選手たちのあどけない笑顔を見てると
これで終わりではない、次に継続していかなければならない立場の監督のプレッシャーは
想像するに余りあります。
選手のインタビューを見てても、3年生は本とに自由奔放な感じなのだけど、
2年生はまだしっかりしたコメントをしていたりするのね。
すでに秋季大会に向けて、新チームでの試合も始まっているようだし、
これで終わった、という立場と、後に続ける立場の違いが見えたような気がします。
今年の春の卒業生飲酒事件も、ひいてはこの感覚の延長だったのかもしれない、と
ふと思えたりもするのです。


今度は、勝った早実の斉藤くんの方に注目が集中してしまっていますよね。
それでなくとも、彼らをめぐる報道や人気は加熱気味のよう。
あの試合を見てしまったら、そんな風に思う気持ちはわかるけれども・・・。
これもある意味、勝利の代償を背負ってしまったようで、気の毒。
将来ある若者たちをそんな形でつぶさないよう、節度を保ってほしいなぁ、と思います。

・・・と、すっかり長文で綴ってしまいました(爆) 
どうぞ、読み流してやってくださいまし・・・(=_=)



最後に、あの日、友人と待ち合わせてたのに、うっかり試合を見てしまい、
出るに出られなくなってしまった、そんなシチュエーションでの興奮が残るメール文面にて、夏の思い出を締めさせていただきます(笑)


「やっぱり4時頃にしない?私も試合見てるのだ」
「延長だ。この時点で家出れないんですけどー(>_<)悪いけど、4時にちょっと遅れてもいい?」
「あーん、10回の表、一死満塁のチャンスだったのに無得点(泣)今、10回の裏ワンナウト。この状況では出れません!4時半くらいになるかも(>_<)」
「今、12回に突入。は~、心臓に悪い試合だよ(*_*)」
「今、表が無得点で終わりました×××いい加減にして~、つか球史に残るいい試合だよね」
「今、裏が無得点で修了。どっちが勝ってもアッパレだよ」
「イヤー、また無得点!心臓に悪すぎ!(>_<)」
「は~、ありえないよね、こんな試合になるなんて」
「イヤ~、すごい試合だよね、本当に!これ、この回で決着つかなかったらどーなるの?」

「いや、すごい試合でした×××これから出ます(笑)」


感動をありがとう!
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Commented at 2006-08-31 00:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chocolat_13 at 2006-08-31 00:29
♪鍵さま、お疲れ様でしたー! 楽しかったようで良かったですね!
そちらでもコメントさせていただきますね(^-^)
Commented by tohko_h at 2006-08-31 02:14
ランナーを貯めて勝負しちゃう田中くんの投球に見惚れました。
負けた後のコメントも、まずは投げ合った斎藤くんを褒めてから
自分についての感想を語るあたり大人だなーと。

私も、この日、外出をやめちゃったんですよ(笑)。再試合の月曜日、
会社に行くのが辛かった(会社でテレビを上司がつけてたので
見られたんですが、結局)。 
再試合が決まって「また甲子園で試合ができる」とお互いに言っていた
という、苫小牧&早実の、野球大好きな彼らがまぶしかったです。
Commented by chocolat_13 at 2006-09-01 00:10
♪tohko さん、田中くんの気迫のピッチングは、本当に見ごたえがありましたね~(^^)
コメント、本とに田中くんに限らず、駒苫のみんなは 相手へのねぎらいや
観客への感謝が必ず入っていて、大人だなぁ~!と感心させられました。
本とにみんな輝いていたよ、最高の試合をありがとう!と言いたいなぁ。
by chocolat_13 | 2006-08-30 23:40 | ひとり言 | Trackback | Comments(4)

カフェと古楽と着物好きの   お気楽ガンバ弾きの日常です。 


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