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コンサート雑感 2.

続きまして、2.のオルガンコンサートの方です。

休日の昼間にやる500円オルガンコンサート、
既にキタラの定番で、私も何度か足を運んで、ここでも紹介しております。
安くて気軽に行けるコンサートなので人気がある、と常々聞いてはいましたが、
ホントにすごくて、チケットは購入直後に売り切れの満席(*_*)
知人の方でも、やはり当日行って入れなかった、という方がいたそうです。
始まる頃には、ホントに空席一つない満席!状態でした。
これは、さぞかし演奏する側は嬉しいことでしょうねぇ(^^)

キタラは専属オルガニスト制度を採っており、
1年毎にオルガニストが変わります。
今の方は昨年の10月からの就任で11代目、
1981年生まれのベルギー人女性、シンディ・カスティーヨさん。
女の子、と言いたくなるような、元気いっぱいのキュートな子でした(^^)
今まで、何度か歴代のオルガニストの演奏会を聴いていますが、
わりとおとなしそうな真面目そうな、シャイな感じの方々が多かったような・・・。
シンディさんは、演奏の前に曲の説明などもされていて、
若いだけに、とっても明るくてポジティブな感じ。
懸命に覚えたであろう日本語での挨拶の後、フランス語なまりばりばりの英語で、熱っぽく、その日の曲の説明をしてくれました(^^)
フランス語なまりの英語って、すごくチャーミングで、私は大好き!
わかりにくい、という人もいますが、私は相性がいいのか?
聞き取りやすいんですよね~。
イタリア語やスペイン語のなまりバリバリの方がキツイ・・・(*_*)

演奏会は、バッハ、ブクステフーデのトラディショナルものと、
フランクなどの現代フランスの作曲家ものの組み合わせ。
オルガンって、結構現代作曲家も曲を作っているんですね。
なんと言うか、壮大、荘厳な音色なんだけど、機械的な部分もあるので、
現代曲だと、なんだかゲーム音楽に通じるものがあって、
曲によっては微妙な気分になる時もありますね。
この日は本当に満席だったので、
オルガニストは満場の拍手に感無量な感じでした。
何度も礼をして、オルガンが主役!というように、オルガンを紹介する身振りをしていて、本当にかわいらしかったです。


こういう音楽に気軽に触れられる機会というのは、なかなか得がたいものです。
ワンコインコンサート、今後も是非、続けてほしいですね。
by chocolat_13 | 2009-02-15 19:23 | 音楽

カフェと古楽と着物好きの   お気楽ガンバ弾きの日常です。 


by chocolat_13
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